英単語の覚え方でオススメなのが「語源学習法」を組み合わせること!

ユウ
英単語が覚えられない。。。苦痛だ〜
レイ
覚えたと思ってもすぐに忘れるんだよね〜

英単語を学習した経験のある方なら、誰しもがこれらの悩みを経験したことがあるのではないでしょうか。

正直、英単語覚えるのってしんどいですよね!!

 

僕自身、英単語をすぐに覚えられるタイプではなくて、英語には悩まされました。

大学受験に向けて僕がやっていた英単語の学習法は「単語帳を丸暗記」するというもの。「例文で覚える」をウリにしている「DUO」とう単語帳を使ってました。

大変すばらしい単語帳でしたが、基本的にそのまま単語を覚える必要があり、かなり時間を費やしたものです。確かに覚えられたは覚えられましたけどね。笑

なんとか受験は乗り切ったのですが、その後も大学でも新しい単語が出てきます。もちろん語彙は増やす必要があります。

そこで僕が思ったのは

ふぁらと
効率的な英単語の覚え方が知りたい!!

ということ。もちろん「例文で覚える」方法も効率は良いと思います!

ですが、もう一度新しい英単語帳を買って丸暗記はしたくないとの気持ちがありました。。。

 

もし確実に効率的に英単語を覚えられる方法があったのなら実践したいですよね!時間の節約は大切ですから!

ふぁらと
英単語を楽に覚えたい!!

との不純な動機(?)から思い立ち、英単語の覚え方について調べてみました。

覚え方を調べていく中でいくつか発見したことがあったので、今から紹介したいと思います!

1番良い「英単語の覚え方」というものは判明していない!

いきなり期待を裏切る形になって申し訳ないのですが、ちょいと探してみたところどうやら「1番良い英単語の覚え方」は判明していないよう。

根拠としたのはある論文の一節から。

(注: 10年前の論文になるので最新の研究結果は違うかもしれません。新たな研究結果を見つけ次第更新します!)

However, the best means of achieving good vocabulary
learning is still unclear, partly because it depends on a wide variety of factors
(e.g. de Groot, 2006)

引用:『Instructed second language vocabulary learning』Norbert Schmitt (2008)  University of Nottingham, UK

上の引用文を意訳してみると、

『良い単語学習を達成する最良の方法はまだハッキリしてないよ〜。なぜならそれが様々な要因に依存するから!』

的なことが書いてあります。(ざっくりの訳なのでどんなこと書いてあるのか分かっていただけたら結構です!)

ふぁらと
まじっすか!!

この論文を見つけた時は驚きました。

何かしら1番効率が良い方法があるのかと思ってましたから。。。

 

ただ、よく考えてみると「そっか〜」と納得したのも事実。

単語学習は人間の脳の働きに関することだと思うので、1番良い手段を一つに絞ることは不可能な気もしてきたんですね。

確かに、学校でも塾でも

Aくん
1番良い単語の覚え方はこれだ!!

と言われた記憶は僕はないです。そもそも分かっていないからテキトーなことは言えなかったんでしょうね。

 

ユウ
ん??ちょっと待てよ。。。
ユウ
じゃあ結局、英単語は丸暗記するしかないのかよ!!

と思ったあなたの気持ちは分かります!でも、ちょっとまってください!!

というのも、色々英単語の覚え方を試したり調べたりしていく中で「1番効率が良い」とは限りませんが、「効率が上がりそう!」と個人的に気にいった学習方法を最近見つけたからです!

この方法を紹介するのが本記事の主題!!その学習方法とは、、

語源学習法!!

 

ユウ
語源学習法??

と、ハテナマークが浮かんだ方も多いでしょう。次から語源学習法について詳しく説明していきます!

 

語源学習法とは?

語源学習法とはそもそもどういう意味でしょうか。

僕が語源学習法を知るきっかけを作ってくれた本、『英単語の語源図鑑』から引用します。

語源学習法とは、英単語を構成する「パーツ(語源)」ごとに分けて考える方法です。

引用:『英単語の語源図鑑』 清水健二・すずきひろし著 かんき出版

なるほど、英単語というものを分解しようとの考え方ですね。

英単語を構成するパーツは3種類存在しています。それは

  1. 接頭辞(Prefix)
  2. 語根(Root)
  3. 接尾辞(Suffix)

の3種類。

レイ
接頭辞?語根??接尾辞???

これだけ言われても分からないですよね。なので具体例から考えていきましょう!

 

例として「Production」という単語を考えていきます。

ちなみに「Production」は日本語では「生産」と訳されますよね!

「Production」をパーツに分けて考えると、、、

この「production」という単語は前から接頭辞の「pro」語根の「duct」接尾辞の「ion」に分けることができます。

  1. 接頭辞のproというのは「前(before)」を表します。
  2. 語根のductはラテン語のducereに由来し意味は「導く(to lead)」です。※ラテン語の方はどうでも良いと思います!笑
  3. 接尾辞の「ion」は名詞をつくる働きをします。

よって「production」は「前に導くこと」とのイメージになり、そこから「生産」という生み出す感じがめちゃめちゃしてくる意味に訳せます。

何となく掴めたでしょうか?単語によってパーツの組み方は全く変わることには注意です!

 

この接頭辞・語根・接尾辞はほんの一例であり、もちろん他にも数多くあります!!

接頭辞「sub-」なら「下(under)」を意味し「submerge : 沈む、沈める」などの単語が、接頭辞「re-」なら「元に、後ろに (again,back)」を意味し「reduction : 減少」などの単語があります。

 

おっと!ここで「production」と「reduction」と、なんとなく似ている単語が出てきました。

語源を意識しないと全く異なる二つの単語だと思ってしまいがちですが、語源を意識するとどうなるか、、、、?

語源から考えることで

productionは「前に導く」イメージから「生産」

reductionは「後ろに導く」とのイメージから「減少」

このような意味になる理由がしっかり理解できると思います!!

 

語根「duct」を覚えていれば、「production」と「reduction」との間に関係性が見えてきます!

ユウ
ふーん、これが語源学習法か。

語源学習法に対して、イメージが湧いたでしょうか??

 

では、次からなぜ語源学習法が英単語を覚える上で良いところがあるのか書いていきます!

語源学習のメリット!

覚える負荷が軽減する!

「production」「reduction」「conduct」「introduction」に共通する語根は「duct」。

この語根だけを覚えていたら、関連語が何となくイメージがしやすくなるわけです。

接頭辞の方も、「pro-」や「re-」、「con-」「intro-」などどこかしらで見かけた物が多いのではないでしょうか?

ちなみに「con-」の意味は「一緒に (together with)」、「intro-」の意味は「中に (in into)」です。

「duct」は「導く」との意味なので「conduct」の一つの意味である「伝導する」というのはピッタリのイメージではないでしょうか!

英単語を関連付けて覚えることができる!

前述した通り語源を知っている単語があると、別々に覚えていた単語を関連付けて覚えることができます

繰り返しになりますが「production」と「reduction」という感じですね!

他にも「conduct」「introduction」などの単語も関連付けられちゃう訳です!

関連付けて覚えられると思い出しやすくもなりますよね〜

一つ一つバラバラに覚えている覚えるよりも、繋がりがある方が強いです。放射状に単語がつながっていくイメージでしょうか?

このように繋がりを理解できると整理しやすいですよね!

英単語をイメージしやくすくなる!

語源を知れば単語のイメージがしやすくなるとも思います!!

文字のみで覚えていたのに比べ、英単語をイメージとして掴みやすくなりました。「絵」として単語の意味が浮かぶということです!

また、全く馴染みのない単語と出会った時も意味を推測しやすくなります!!

100%意味が分からなくても、何となくわかればプラスです。辞書が使えない場面の時には使える方法ではないでしょうか?(受験本番とかも。笑)

 

どの語源を覚えればいいの??

さて、「語源」をキーワードとして書いてきました。ここで

レイ
語源学習法のメリットは分かったけど、たくさん語源覚えなきゃいけないなら変わらないのでは??

との疑問は普通に出てくると思います。

残念ながら「語源はこれだけ覚えればOK!」というものは僕は知りません。ごめんなさい。(もし知っていたら教えて欲しいです!)

 

そこでオススメしたいのが前にも出てきた『英単語の語源図鑑』!!

僕が「語源学習法」を知るきっかけになった本です。

重要であろう語源について綺麗にまとめられていてかつ読みやすいという凄い本です!

単語帳という感じではなく、イラストも多いので楽しんで読めています。それにも関わらず多くの語源が説明されているので驚きです。

 

普段の学習でわからない単語を見つけたときに、『英単語の語源図鑑』に掲載されている語源に当てはまらないかな、と探して当てはめるようにしています!

全部が全部落とし込める訳ではないですが、だいぶ整理しやすくなったなあとは感じてます。特に接頭辞が気に入っています!

 

他にも、覚えるべき語源としてミネソタ大学のJames.I.Brown教授によって提唱された「Fourteen Master Words」という14個の単語が挙げられると思います。

どんな単語かというと、この14個の単語に含まれている20個の接頭辞と14個の語根が14,000語もの単語と関連しているようなのです!(参考:Googleブックス『How to study in college』(2010) p. 147)

一つの目安にはなると思うので、掲載しておきます。

参考: Googleブックス『How to study in college』(2010) p. 148

語根は元の言葉がラテン語等なので違和感を感じるかもしれません!

ぶっちゃけ最初にこの14個の単語が書かれた表を見た時には『何だこれ』と思いましたけどね。笑

知らないというか聞いたことのない単語もありましたし。14個に無理矢理詰め込んだのかな〜と勝手に思ってます。笑

「Fourteen Master Words」は参考程度に!

 

語源だけ覚えればいいというわけではない!

語源学習法をオススメしてきた訳ではありますが、最後に重要なことを伝えたいと思います。

それは、語源だけ覚えればいいというわけではないこと

ユウ
ハア!??ここまで言ってきてか??
ふぁらと
すいません。。。

でも、これは事実だと感じています。

理由として1番分かりやすく述べているものを見つけたので引用します。

Although knowing the meanings of prefixes and  roots can unlock the meanings of unfamiliar words, this knowledge should supplement , not replace , dictionary use.

引用: 『How to study in college』(2010) p. 146

度々英語ですいません。日本語が見つからなかったためそのまま載せています!

こちらもざっくり意訳すると

『接頭辞と語根の意味を知っていることで馴染みない言葉の意味を明らかにはできるが、この知識は辞書利用の補足となるべきだ!』

みたいな感じになると思います。

 

『なぜ補足なのか?』というと、語源からは意味の正確な予測が難しいから。

歴史の中で数多くの接頭辞は「意味」も「綴り」も変わってきていて、よく知られている68個の接頭辞のうち、57個もの接頭辞は2個以上の意味を持っているそう。これによって正確な意味で理解するのが難しくなっているんですね。

例えば「de-」とか「re-」のことですね。

これらの接頭辞は一つの意味に定まらなため、これらの接頭辞が含まれる単語の正確な意味を辞書等で調べて覚えることは必須でしょう!

事実、語源学習法を使って英単語を勉強するときに

ふぁらと
そんな意味もあるの??

語源から考えるのは無理があるだろ〜

と感じることも多々あります。こじつけっぽくなることがあるということです。笑

 

以上のことより、「基本的は英単語は一つずつ覚える必要がある」との結論を僕は出しました。笑

ユウ
けっきょく楽できないんかい!!
ふぁらと
覚えなきゃはいけないよね〜

楽はできないかもしれません。

ただ、英単語の覚え方として「語源学習法」を組み合わせることにより、丸暗記するより効率よく覚えることができるとは強く思っています!

覚えた単語の整理という面で、語源を知っているのは強いです!

 

 英単語の覚え方は「語源学習法」を組み合わせるのがおすすめ!

いかがだったでしょうか。語源学習法がイメージできるようになっていただければ幸いです!

 

英単語を覚えるにあたり、どうしても量こなすことは必要だと思います。

一回見ただけでは覚えられませんからね。僕が今まで生きてきた中で英単語を一回みて覚えられて人には今まであったことありません。

 

ただ、量をやるにしても効率よくやることが大事です。多くの人にとって英語を勉強するのは試験のためでしょう。この試験を乗り越えるという喫緊の課題を解決するためにも効率が大事。

様々な学習法がある中で「語源学習法」が効率を上げるという観点からは優れていると感じています。

記憶にも残りやすく、この方法を実践することで新たな発見ができるので!

 

余談ですが、僕が受験生の時には「apply」という単語が嫌いでした。

あれ、たくさん意味があるじゃないですか。笑

ふぁらと
apply、、、意味なんだっけ?

このように、意味をど忘れすることも最初は多かったです。ど忘れというより覚えていなかっただけですが。

受験の時までにはさすがに覚えていましたが、かなり無理矢理覚えた記憶があります。笑

 

ただ、この「apply」という単語にも語源があったんですね〜。『英単語の語源図鑑』で発見できました。

紹介すると、applyは「a(p)-」+「ply」で「〜の方へ(向かって)重ねる・くっつける」ということ。このイメージから「適合する」「申し込む」「適用する」「塗布する」などの意味が想像しやすくなりました。

こじつけかもしれませんが、核となるイメージを知れると一見何の関係のなさそうだったもの同士の間に関係性が見えてきます。

 

僕が語源学習法を気に入ったのも、この核となる意味が知れるところでした!

核となる意味が分かると整理しやすくなり、効率が上がると実感。

 

もし、語源学習法にちょっと興味があり、やってみたいと思っていただけたら『英単語の語源図鑑』は本当におすすめです!

繰り返しますがイラストもたくさんあり、英単語をイメージしやすくなります!

さらに、多くの単語について語源から丁寧な説明がされています!「apply」はほんの一例です!

まあ、万人に適用できる勉強法はないと思うので、もしかしたら語源学習法が全く合わないという方もいるでしょう。

自分なりの単語を覚えられる方法を見つけたならば、それを実践してください!

1番最初に書いた通り「1番良い方法」は分かっていないので、あなたに合う方法が1番です!

それでは!楽しんで英語を勉強していきましょう!