因果関係を意識すれば情報と上手く付き合える!相関関係との違いは?




たくさんの情報が溢れている今日この頃。様々な情報に触れて

ユウ
どの情報を信じればいいのォォォォォ〜

と迷った経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか?

僕自身、どの情報に従えばいいのか迷ったことが多々あります!

 

例えば勉強(教育)に関する情報。ネットで検索すると

Aくん
偏差値〇〇から難関大に合格する方法!!

Bくん
TOEICで高得点を取れる勉強法!!

などの情報を数多く見つけられると思います。

でも、これらの情報は正しく自分の役に立つものなのでしょうか?

 

僕も情報を探す中で、

ふぁらと
この勉強法は良さそう!!

とある情報を見つけて実践しようとしたら、それと対立する意見を発見し、

ふぁらと
結局どっちがいいんだよ!!

とツッコミを入れると共に困ったことがありました。笑

 

でも、これが極端な例というわけでは決してなく、正しいのか間違っているのかが分からない情報ってたくさんありますよね!

教育に関することだけでなく、医療に関する情報も正しいのか間違っているのか分からないものが数多くあります。

 

そのため、

ふぁらと
どうすればこのような情報と上手く付き合えるのだろう?

と悩んでいました。なぜなら、何が「正しい」のか判断がつかなかったからです。

 

しかし最近、『原因と結果の経済学』という本を読み『これで情報に振り回されない!!』と素直に思える考え方を得ることができました。

 

その考え方とはその通説が「因果関係」なのか「相関関係」なのかを見抜くことです。

 

因果関係と相関関係の違い

では、そもそも因果関係と相関関係の違いとは何でしょうか?

レイ
因果関係と相関関係の違いがイマイチ分からない、、、

との方もいるでしょう。僕もそうでした。笑

なので、ここで「相関関係」と「因果関係」とを整理しておきましょう!

2つのことがらに何らかの関係性があることを「相関関係」があると表現する。そして、相関関係は、因果関係と疑似相関の2つに分けられる。2つのことがらのうち、片方が原因となってもう片方が結果として生じた場合、この2つのあいだには「因果関係」があるという。一方、片方につられてもう片方も変化しているように見えるものの、原因と結果の関係にない場合は「疑似相関」という。

引用: 「原因と結果」の経済学 著者: 中室牧子 津川友介 (2017)  ダイヤモンド社

どうでしょうか?ハッキリとした違いがありましたね。

相関関係の中に因果関係が含まれているということが覚えておきたいポイントでしょう。図で書くとこうなります。

これらの関係より、「相関関係」があるからといって「因果関係」があるとは限らないことがハッキリわかると思います!

言葉だけではイマイチ分かりにくいところではあるので、具体例を通して「相関関係」と「因果関係」を考えてみましょう。

 

具体例)  Aという健康食品を摂っている人は長生きしている

このような情報があったとします。これは「相関関係」なのか「因果関係」なのか?

これだけ見ると相関関係は確かに見ることができます。「健康食品Aを食べている人ほど長生きしている」ということです。

では、「Aというサプリメントを摂っているから長生きしている」という因果関係は成り立つのでしょうか?

原因は「サプリメントAを摂る」で結果は「長生きをする」です。

 

レイ
Aを摂っているから長生きしているんでしょ?なら因果関係じゃない?
ユウ
ん〜、因果関係とまでは言えない気がする。。。

レイちゃんとユウ君の意見が対立しましたが、答えは「因果関係かどうかは分からない」です!

レイ
え〜なんで??

因果関係かどうかが分からない理由の一つとして、他の要因が考えられることが挙げられます。

例えば、サプリメントを積極的に摂るほど、この人の健康意識は高いと考えられ、サプリメントだけではなく他の身体に良いとされる習慣を複数持っている可能性があります。

なので、実はサプリメントAを摂ることよりも、他の習慣が長生きの秘訣になっているかもしれないのです。(適度な運動など)

 

この例では因果関係を見つけられなかったですが、もし、因果関係を見つけることができれば「正しい行動」ができるようになります。

「Bという勉強法をしたから学力が急に伸びた」という因果関係があれば、そのBの勉強法を実践すれば良いわけですから。

ただ、勉強法は人によって様々ですし、Bという勉強法が自分に合うとは限りません。だからこそ教育関連の情報で因果関係を見つけるのは難しくたくさんの情報があるんでしょうね。。。

 

ただ、中々見つからないとしても「因果関係」を意識することには大きな価値があると思います!

絶対正しい因果関係を見つけることはできないでしょうが、因果関係があると研究で確かめられた方法を実践する方が効率が良いでしょう!

お金や時間等の資源を無駄を省くことにも繋がりますし!

ある情報を受け取ったときに、「その情報のどこに根拠があるのか」「それは因果関係か相関関係か」を意識するとガラッと見え方が変わると思います!!

 

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因果関係を証明するためには?

前述したように「因果関係」を確かめるのは容易ではありません。

先ほどのサプリメントAの例でも因果関係を見つけることはムリでした。もし過去に戻ることができ

  1. サプリメントAを摂る人生
  2. サプリメントAを摂らない人生

の2つの人生を過ごすことができれば因果関係は分かります。

サプリメントAを摂ること以外に違いはないのですから、もし寿命に差が出れば、それはサプリメントAの効果によるものだということがハッキリするのです。

ただ、「サプリメントAを摂る人生」と、「反事実」とよばれる「サプリメントAを摂らない人生」とを比較することはできません。タイムマシンを用意してくれるロボットはいないですから。笑

 

ただ、反事実があれば証明はできます。ここで、因果関係を証明するためにできるだけ正確な「反事実」を用意する様々な方法が生み出されています。

この辺の証明方法や、因果関係についての理解を深めたい方には是非『「原因と結果」の経済学』を読んでほしいです!

本書では「因果関係」と「相関関係」との違いを冒頭で述べて、『「広告」と「売り上げ」の間に因果関係があるのか』を例にして因果関係を証明する種々の実験方法について分かりやすくまとめてくれています。予備知識として必要なものはなく、大変読みやすいです。

具体的な事例に関する実験結果も驚くものばかりです!!全体的には「因果推論」ができるよう読者を誘導してくれる本だと思います。

 

ただ、具体例として「偏差値の高い大学に行けば収入は上がる」を挙げ、実験結果より「偏差値の高い大学に行っても年収は上がらない」と結論付けていた箇所がありましたが、こういう具体例に関しては注意が必要だと思います。

なぜなら、根拠としたのが海外の実験であり日本で行われた実験ではなかったから。

単純に結論だけを信じるのではなく、「どこで」「いつ」行われた実験かを知ることも大切だと思います!

 

まとめ: 「因果関係」を意識しよう!

情報に迷ったときに「因果関係」があるかないかを意識すると楽になります。

ある人のただの意見なのか、「正しい」情報なのかが分かりますから!!

 

また、知識系の情報を確かめるときには「どこに根拠があるのか」を意識すると良いでしょう。そこまで確かめるのは難しいことが多いですけどね。。。でも意識する価値は大いにあると思います!!

 

僕も以前、「英単語の覚え方」として記事を書きました。

英単語の覚え方でオススメなのが「語源学習法」を組み合わせること!

2018.07.14

ただ、英単語の覚え方に関する根拠を見つけるのに苦労し、ハッキリとした根拠は見つけることは結局できず、専門家の方の意見を一つの根拠としました。

 

このように「根拠」や「因果関係」を見つけることが難しいことも多いです。

なので「因果関係」だけでなく「相関関係」を利用することも必要となるときもあると思います。

 

その辺の判断はバランス感覚に頼るしかないんですかね〜。分かりません。僕も全然知識がないのでまだまだ勉強しなければ、、、

ただ、一つの新しいものの見方ができるようになったことは確かです。

この記事がみなさんにとって一つの刺激となったら幸いです!それでは!