大学生とスキルとの関係。ルポ トランプ王国の感想!

どうもふぁらとです。

現役の大学生の僕ですが、毎日考えることがあります。

それは『自分が今日すべきことは何だろうか』です。

大学生ってホント自由ですよね。『大学生の暇な時間はどのくらい?本気で考えてみた。』で時間は有限と強調したとはいえ、たっぷり時間があるのは事実です。

その時間を使って自分ができることは何でしょうか?

Aくん
ん〜何したらいいんだろ?

とりあえずバイトして社会経験を積むとか?

などの考えが一般的かなと。僕もアルバイトを経験すること自体にはとても賛成です。

 

とはいえ、何かのスキルを身につけられるか?という話ですよ。

Aくん
コミュニケーション力とかはつくと思う!

確かに、接客業を経験することでコミュニケーション力が培われるとは思います。非常に大切な力です。僕もコンビニバイトを経験して、作業効率を考えたり接客もしました。

でも、これらは人間力的な見方だとも思います。

特定の仕事はできるようになったのではなく人間的に成長するということです。コミュ力などは、人として身につけたい能力ですよね。

Aくん
でも、大学生なんかで特定の仕事なんかできるようにならないでしょ!

大学はとりあえず卒業して就活頑張ればいいや!!

はい、よく聞く意見ですね。僕もそう思うところがあります。

ただ、この考えに悩まされるのも事実。

ドイツのようにデュアルシステム(学術的教育と職業教育を同時に進めるシステム)を導入するのも面白そうですが、日本では難しいなとも。制度自体が日本には向いていないと感じているので。

なので僕も専門学校は選ばずに4年制の大学を選びました。

ですが『ルポ トランプ王国』を読んで、やっぱりスキルを身につけたいなと思ったんです。

「ルポ トランプ王国」はトランプ支持者の人たちをメインに日本の記者がとても丁寧に取材し、現地の様子・状況を書いてくれた本。

本書を読んだことで、トランプ大統領が生まれたのはマグレなどではなかったと自信を持って言えるようになりました。

様々な問題が取材の中で出てきましたが、その中で個人的に1番の問題と思ったのが仕事がないこと

アメリカのある地域(ラストベルトなど)では、雇用が少なく、たとえきちんと仕事をしても普通の暮らしをすることすら大変難しくなっているというのです。ワーキングプアと文面では習ったことがありますが、実際の声を聞いてみると一層理解が深まりました。

ラストベルトなどの地域が貧しい理由として

  1. 仕事がそもそもない
  2. 仕事をしているが低賃金
  3. 仕事はあるがスキルがない

の3つが挙げられます。

現地のトランプ支持者のお話はとても刺激的なものでした。「ヒルビリー・エレジー」から学んだ自分が身を置く環境の重要性との記事も書きましたが、ヒルビリーエレジーの著者もその地域(オハイオ州)出身の方。リアルな声を聞くと、日本にいる僕さえ悩むレベルです。

なぜ遠くの日本にいる、しかも大学生の僕が大変悩む結果になったのか?

それは自分の悩みと共通している点が多々あったからです。他人事では決してありません。

仕事がない厳しさ

なぜアメリカで雇用がなくなった地域があるかと言えば、昔あった職が現在なくなったからです。

ラストベルトは製造業で栄えました。それこそ高卒でも良い給料を稼げた時代があったそう。

ただ、国内の製造業は廃れる一方。人件費の安いメキシコなどの他国に出て行ったことが大きな原因です。現在約60歳のある製造業に勤めていた人のインタビューから引用します。

製造業はメキシコに出て行ってしまった。ここに残っているのは(量販店の)ウォルマートやKマートで他国の製品を売る仕事ばかりじゃねえか。オレは現役時代、最後の最後まで日給200ドルはもらっていた。それが今のサービス業はせいぜい時給12ドル。それで若者が生活できるわけがない。もう政党なんてどっちでもいい、強いアメリカの再建にはトランプのような実業家が必要だ。

これが現地の人の声の一例です。仕事がない、あっても低賃金というのはとても厳しい状況ですよね。

 

グローバル化が進む中、賃金の安い海外へどんどん工場移転などをしました。日本も例外ではありません。

かつて3K(きつい・汚い・危険)と言われた仕事も日本でどんどんなくなっています。詳しく知りたい方は『日本の中小企業-少子高齢化時代の企業・経営・継承』という本がオススメです。

もうこれは小学生から習ってたとも思います。そう、産業の空洞化ってやつです。

経営者的な目線だったら当たり前の選択だとは思いますが、簡単で単純な仕事が外に出て行っているという事実です。

他にも、オートメーションが進んできていることもあります。この辺はAIが猛威を振るっているところでもありますよね。AIが医者と同じ診断ができるようになったり、自動運転も可能な時代が近づいています。いや、すでに到来しているでしょう。

そして、残った仕事はサービス業などが多くなるのは頷けます。

大学生の僕がアルバイトしようとしたら、ほぼこういう職種になりますよね。コンビニ・飲食などのことです。

仕事が少なくなる状況は想像して頂けたと思います。

 

ただ、アルバイトをしていた職場に就職するのはそんな多くはないですよね。違う職種に就くことが多いかなと。

サービス業が多い中、自分がやりたい仕事は別という場合も、もちろんありますから。

将来長く携わりたい仕事を見つけた時、その仕事に求められるスキルってほぼ間違いなくありますよね?

そのため、仕事を見つけるのにあたって、専門的スキルはあったほうが絶対有利だと思えてきます。

 

ですが、そのスキルを大学在学中に身につけられるのか?という疑問が湧いてくるわけです。

大学でスキルを身につけられるのか

さて、大学で専門的なスキルを身につけることができるでしょうか?

現在、理系の僕。専門的な勉強はしているものの、座学の授業で紙の上で理解することがメイン。

実験もありますが、答えがわかっているものをやります。

このような勉強が専門的な職に就く上で必須の知識であることは間違いありません。

 

ですが、今の僕が『何かのスキルを持っているか?』と聞かれたら、『はい』とは言えません。これから先にある卒研などで変わるかもしれませんが、現状、スキルを身につけた実感はないです。

単位を取るために、テストを受けていますからね。受験勉強のようなイメージです。このプロセスが今までの20年間と何ら変わった気がしません。内容は高度ですけどね。

文科系の内容も将来使うのかと問われれば、イエスとは言い切れないでしょう。

知識は増えていますが、スキル面でいうとよく分からないってことです!

 

そう考える中でスキルがない自分が恥ずかしくなると同時に『自分は何者なんだ?』との感情が生まれたこともありました。

本当に社会に出て働けるのかが不安に。大学生で将来を不安に思っていない人はいないと思いますが笑

どう考えても卒業したと同時に、何かのスキルが身につくわけじゃないですよね。「ルポ トランプ王国」でサンドウィッチ店を営んでいる方のインタビューに衝撃を受けました。

店では大学生も雇っているけど、時給8ドル以上は払えない。それだけの価値がないのね。怠け者で、ゴミの出し方から教えないといけない。でも、そんな彼らが卒業証書を手にすると、途端に価値が上がるって本当?ウソでしょ、冗談でしょ。

アメリカって結局はみんながだまし合っているんじゃないのって思う。

<中略>

大学なんて若者に借金させてカネ稼ぎしているだけじゃないの?いまの私には何が正しいのかわからないの。

この意見を過激な意見だと思うでしょうか?僕はどうしても思えない。

事実、大学で学んだ内容と将来の仕事を結びつけるのは中々難しそう。

大学院に進学すれば変わるでしょうが、学部レベルで高度なスキルを身につけるのは厳しそうだなとは感じています。

スキルが必要とされる場面があることは、現在、工場経営者の方の言葉からわかります。

将来に向けての最大の懸念は、アメリカは、ここで働けるような熟練機械工を育成できているかという問題だ。私は今日にでも2.3人雇いたい。広告も出しているが、技能の見合う人が見つからない。高度な技術があれば、製造業を国内に残せる。日本も状況は似ているのではないか。

仕事を任せたいが、その仕事をこなすために必要なスキルを持っている人が見つからないということです。

今の日本では就職難という言葉はあまり聞きませんが、これから先はどうなのか。

分からないところはあります。スキルがないのに仕事に就けるとの状況が珍しいタイプなのかもしれません。

今の自分ができることを考えよう!

かなーり暗い話題になってきました。

では、『現在、大学生の僕は何をすればいいのか?』との問いを自分で考えたいと思います。

 

答えの一例として、就活でのコツでもある大学以外での活動が大切になってくるのではないでしょうか?

大学で普通に過ごすだけは不十分との風潮がある気がします。

 

僕も長期休暇を使ってインターンにも行きました。もちろんアルバイトもしています。ブログもその一環です。

僕だけに限らず、大学の授業ではカバーできないことをみなさんやっていることだと思います。

・サークル活動

・留学

・長期インターン

・ボランティア

などなど、ざっと考えてみただけでも出てきますよね。

大学での卒業要件になっていること以外にするべきことがたくさんあることが分かって頂けたと思います。

 

でも、一体何をするのが正解なのでしょうか?

大学の卒業要件のように、大学在学中にやるべきことなんて明確になっていないですよね。

そこで前述したように、自分で考える必要が出てくるのです。

Aくん
留学はこの時期にして、この時期から就活を始めよう。

のように。

これでうまくいけばいいのですが、就活で落とされる可能性はいくらでもあります。面接ってすごいブラックボックスですよね笑。僕も今から怯えています。

面接で落とされるって、自分の人間性を否定されることにもなるかなと。

面接官
君はこのスキルがないからダメ!!

と言われる分には清々しいのですが。。。

そうでなく落ちた場合、自分がやってきたことの何がいけなかったのかを考えてしまうなって。まあ、今から悩んでもしょうがないですが!

もし、大学卒業時に求められるスキルが具体的なものであれば、それを目指せばいいけれど、如何せん『困難に立ち向かえる・意欲あふれる人材』と言われてもピンときません。

僕もこのサンドウィッチ店の店員さんのように、何が正しいのかは分からない。

何をするのがいいのかも分からない。

 

だからこそ、今自分がやれることを探すのが重要だと思うと同時に、悩んでいくしかないなって。

大学生は何をすればいいのかについて考えてみよう!でも書いたように、繰り返しになりますが、日本の大学の多くの学部では職業的意義が薄いことが挙げられます。

だからこそ、個人で何をすればいいのか考えるのが大切になるわけです。

その一方で個人でできることも限りがあるなとも。だから難しい。あー難しいですね!!笑

僕個人として身につけられるスキルって

  1. 英語
  2. PCスキル
  3. 人間力(?)の向上
  4. 自分の専門の勉強

くらいだと思います。

ま〜本当に難しいです。

Aくん
何回難しいって言うの、コイツ。。。

はい、ごめんなさい!笑

 

でも、答えがないながらも、これからも分かる通り『勉強するしかないな』とは感じています!

毎日自分ができる最高のことを考える。これがシンプルかつ、大変難しい大学生がやるべきことかなと!!

まとめ: 様々なものに触れていこう!

僕自身、本書「ルポ トランプ王国」を読んだことで、鋭い洞察ができるようになったと思います。

今の世界にどのような問題があるのかが分かったと同時に、日本での問題も感じます。

 

煌びやかなイメージがあったアメリカ。ですが、貧困に向かう人たちがいるのが真実でした。

ただ、それを解決するのは極めて難しいですよね。何を頑張ればいいか・するべきかなんて極論誰にも分からないのかもしれない。

でも、僕たちは今日も明日も生きて行きます。悩みながら考え、自分の意見を持てるようになるのも一つ大切なことかなと。

自分の意見を持つためには、様々なものに触れるのが一つの方法

・知らなかったことを知る → 自分なりに考えてみる

というシンプルな流れがすごいパワーを持っています。

 

本書「ルポ トランプ王国」で自分自身がスキルを持っていない恐怖を味わいました。就活前なので尚更かもしれません。

それと同時に自分に足りないことを再認識させてもくれました。大統領選から時間は経っていますが、一人の人として世界の問題を実感できる、大変刺激的な一冊です。

それでは!

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