「ヒルビリー・エレジー」から学んだ自分が身を置く環境の重要性。




どうもふぁらとです。

ヒルビリー・エレジー アメリカの繁栄から取り残された白人たち』という本を読み終えた後、僕は言葉を失いました。

それほど、この本が僕に与えた影響は大きかったです。衝撃的な内容でした。

アメリカでの経済格差の問題が深刻になっていることは知っていました。ジニ係数などの言葉を聞いた覚えがある方も多いでしょう。

しかし、記された「ラストベルトで育った著者の人生」を読むたびに、想像を絶する程の深刻な問題だと認識させられました。

経済格差があるという事実だけ知るのと、実際の様子を知るのとでは大きな違いがありましたね。

実際の様子を知らないのに関わらず、知った気になっていたのです

ふぁらと
無知って怖いな

と改めて思った瞬間でもあります。

 

今までの僕は、アメリカと言われて想像するのはニューヨークやラスベガス、ワシントンなどの都市でした。

そのようにアメリカに対し、煌びやかな印象しか持っていなかった。

イーロンマスクがいる国だし、ジョブスがいた国です。テクノロジーの最先端を走っている国に違いないです。

『アメリカン・ドリーム』って言葉もあるくらいですから。

 

でも、本書を読んでからは印象が大きく変わりました。

トランプ大統領が誕生したのを信じられなかった僕でしたが、この本を読むことでなぜトランプさんが当選したのか一つの原因が見えてきます。

貧しい階級の地域では、離婚、ドラッグ、仕事に就かないなどの問題が蔓延していたのです。

 

全部を書くことはできないため、本記事では『ヒルビリー・エレジー』から僕が学んだ、自分がいる環境の重要性について書いていきます。

Aくん
全部読んで見たいな〜

と思ったそこのあなた。自信を持って良書だとオススメできます!

では書いていくよ!

あなたの当たり前と、他人の当たり前との間には溝がある

自分が属するコミュニティの当たり前を通常だと私たちは思うものです。

だってその世界しか知らないからね。

僕が中学生だった頃、都合が悪いことがある時に

ふぁらと
だって、みんながやってるんだもん!!

ってよく言い訳してました。

でも、この場合のみんなって、同じコミュニティの人でしかないんですよ。

中学生の時に発したみんなという言葉自体、自分の主観が含まれているものでした。

「みんながやってるから」は理由にならない!自分を大切に!

2017.11.15

しかし、今だから言えるのであって、ずっと同じコミュニティに属していたらそこの考えが普通だと思ってしまうでしょう。僕もそうなってしまう自信があります。

 

これが白人労働者階級が貧しい一つの理由だと思いました。本書の中に

大学に行かないのがあたりまえという感覚は、はっきり示されることはなかった。教師は、おまえは大学に行くには頭が悪すぎる、あるいは貧乏すぎるなどとはけっして言わない。だが、そういった雰囲気が、まるで日々吸いこむ空気のように、周りに満ちていた。

という箇所がありました。

僕自身、大学に行くのが当たり前だという風潮があったからこそ、大学進学に何の疑問も持っていませんでした。

逆に、著者が幼少期にいた地域では、ほとんどの人が大学に行かないので、それが普通だと見なされていたのです。

ここからも自分が生まれ落ちた環境がどれほど重要かということが分かってきます。

 

上に行くという表現はあまり好きではないですが、あえて使わせてもらいますね。

社会の上に行くために、良い大学を出るというのが一つの方法になるでしょう。

なぜかというと社会的資本を手に入れる可能性が高いから

成功者たちは、ふつうの人とはまったくルールのちがうゲームをしていることに気がついた。彼らは、会社から面接によんでもらうために、履歴書を書いて応募したりはしない。代わりにネットワークを使うのだ。

僕が高校生の時は、『良い大学=偏差値の高い大学』としか考えていなかった。

しかし、そこまで単純ではないことを大学入学してから気づきました。。。

東大生限定の説明会とかあるみたいだし笑

社会的資本とは、友人が知り合いを紹介してくれることや、誰かが昔の上司に履歴書を手渡してくれることだけをさすのではない。むしろ、周囲の友人や、同僚や、指導者などからどれほど多くのことを学べる環境に自分がいるかを測る指標だといえる。

著者はイェールのロースクールに入ったからこそ、見えてきた世界があったのでしょう。

なので、自分の身をどこに置くかで、考え方もめちゃくちゃ変わります。

 

僕自身、兄からたくさんのことを学んでいます。この本を紹介してくれたのも兄でした。

紹介してくれたからこそ、この素晴らしい1冊に出会えましたし。指導者が身近にいるのは心強いですほんと。

近くに自分の指針となる人がいることの偉大さも感じた時でもあります。。。

 

高校生の息子・娘に

両親A
読書・勉強して教養を身につけろ!!

という両親Aと

両親B
バイトをしてひたすらお金を稼げ!!

という両親Bがいた場合、その子の将来の物の見方は大きく変わる可能性があると思っています。

 

僕は勉強だけさせてもらえました。塾代も払ってもらい何不自由なく勉強できました。

当時はそれが当たり前だと思っていましたが、本当に恵まれてたなと。

大学生になった現在も、一人暮らしまでさせてもらいながら学費を出してくれているので、両親には本当に頭が上がらない。

日本の大学生でいれて幸せ。感謝しかない。

2017.10.10

この本を通して、自分がいる環境が当たり前ではないことも再認識できた。

勉強できる環境、勉強を教えてくれる人、それに勉強の大切さを教えてくれる人がいたおかげで、僕は今ここにいます。

どれか一つでも欠けていたら、今の僕では間違いなくないっす。

『ヒルビリー・エレジー』の著者であるJ.Dヴァンスの祖母が、高いお金を出して彼に電卓を買ったというエピソードがありましたが、その後の祖母のセリフが心に残りました。

おまえをクソみたいに朝から晩までだらだらさせとくために、あのちっこいコンピュータに金を払ったんじゃないんだからね。

 

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知らない世界を知るために勉強する

著者が大学をトップの成績で卒業し、イェールのロースクールに入学したのは、祖母が勉強の大切さを説いてくれたからこそだとも言えます。

このように、周りとは違う感覚であっても、正しく導いてくれる人がいたのです。

 

『ヒルビリー・エレジー』から学んだもう一つのことは、勉強の重要性です。

何も知らないと、それが普通だと思ってしまいます。他の人たちは出世のために準備しているのにも関わらずです。

知らないということがここまでのダメージを与えるとは思いませんでした。この本に感謝。

 

努力の仕方も分からず、見返りも戻ってこないと信じると、何もしなくなりますよねそりゃ。

時間を費やしたらその分のリターンが返ってくると知っているからこそ、努力できます。

日本に住んでいる僕とは全く環境が違いますが、努力をする段階に行くまでの勉強も必要だと感じました。

 

勉強の仕方を知っているからこそ、勉強できるのです。

TOEICで高得点を取りたいならば、英語の勉強をしますよね。

しかも、ただ闇雲にやる必要はなく、参考書もWeb上の情報もたくさんあります。

やることをわかっているだけでも大きなアドバンテージになるってことです。

 

勉強することで見えてくることもあります。

一つの例ですが、今まで、知らなかった世界を勉強することで知れるようになりますよね。

今回だってアメリカの違う一面を知れるようになりましたし。ニュースの見方がまた一段と変わってきます。

 

そのように、自分が知らないことをたくさん知ることで、考え方に深みも出てくるし、自分自身の可能性を広げるキッカケにもなります。

知らなければやろうと思いもしなかったことも、知ることで始めようと思うでしょう。

やり方が分からないほど、きついことはないと思ってます。

やり方が分かるからこそ、始められるわけです。まあ起業した方達とかは違うとは思いますが。

 

知らないことを知り、そこから自分が進む道を決めるようになるためにも勉強は大切。

ただ、やはり勉強の重要性を教えてくれる人が身近にいることも大切だな〜と。

勉強の大切さを正しく教えてくれるとやる気も出てきますし。

 

ですが、全部を人のせいにしてはダメです。

Aくん
勉強が大切だなんて一言も教えてもらったことない!!

という方であっても、責任の一端は自分にあるでしょう。

ましてやこの時代、Web上に情報は腐るほどあるのですから。

知れるのにも関わらず、知ろうとは思わなかったことには違いありません。

 

でも難しいところです。。。最初、勉強ってつまらないものとしか思わなかった自分もいました。

ですが、やるように根気強く言ってくれた家族のおかげで自分なりに勉強の重要性を理解できるようになった経験があります。

なので、僕も一つのスパイスを与えたいと思い、この記事を書きました。

格差を知るためにも、これからの自分を奮い立たせるにも『ヒルビリー・エレジー』はおすすめできます!

それでは!